『「おかあさんといっしょ」から見るこども番組』というドキュメンタリー番組の再放送をついさっき見てきました。余韻冷めやらぬまま記事を書いています。
当時の制作スタッフの熱意がまさしく本物でしたね。
戦前・戦中、軍国主義的教育に染まった社会を生きた大人による「子どもの豊かな感性を育む良質な番組を作るんだ」という強いポリシーがありました。
私はNHKの番組だと「みんなのうた」が大好きなのですが、きっとこちらも同じポリシーのもと生まれた番組といえるでしょう。
昔こども向けのテレビ番組が無いに等しかった時代。
当時の歌謡曲とか口ずさもうものなら「そんな大人の歌うたうんじゃありません!」なんて言われていた時代。
ふと考えたら、今の時代にも通じるものがあると思うんです。
コンテンツの量はむしろ飽和状態だし、舞台はテレビ→インターネットに移りましたが、質の方は本当に玉石混交。
もちろん全ての人が安心して見られるコンテンツを作りつづけるすごいネットクリエイター・活動者はいますが、大抵は手っ取り早さとか目先の映えという印象。
「面白いけど、子どものうちからこんなものばっかり見て育ったらどんな感性の大人になってしまうんだろう。。。」と心配になることが時々あります。
今こそ子どもに何を見せるか、何を作り届けるか、大人が真剣に考える時がふたたび訪れるのかもしれません。
Eテレでu&iっていう多様性とかマイノリティーがテーマの学校教育向け番組があってて、たまに見ると大人の私もへえっ😮ってためになる
— ゆりら (@yulira0x7z) 2023年2月14日
インターネットリテラシー教える番組とか放送してほしい💭絶対必要だよ
子どもを取り巻く環境にまつわる問題への関心の強さが前のブログの時から変わっていない私です。