スタジオゆりら Diary

ご訪問ありがとうございます!スタジオゆりら管理人が色々長文で語る不定期更新の日記です。

広がれヒーローの輪!性別を超えて

すっかり女児向けアニメから遠ざかっている私ですが「おっ?」と思う出来事があったので、拙いながら調べ調べしてこの記事を書いています。

おとといから始まったプリキュアシリーズの第20作目『ひろがるスカイ!プリキュア』に、史上初の男の子メインキャラクターが登場するそうですね。

numan.tokyo

男の子プリキュア自体は2018年放送の『HUGっと!プリキュア』に1話だけ登場しましたが、いわゆるレギュラーとして継続的に活躍していくキャラクターとしては初めてとのこと。

スカイプリキュアにはこの他にも新成人にあたる年齢のプリキュアが登場したり、主人公がピンク系ではなく青色戦士だったりと、20作目という節目に様々な挑戦をしていくようです。

 

いやあ~~~…きましたね!満を持して!

戦隊ヒーローや仮面ライダーなどへのレギュラー女性戦士登場はだいぶ進んできましたが、その逆がぜんぜん進まないじゃないか…というのはずっと感じていました。

以前Twitterでこう呟いたことがあるほどですが……

女の子・女性が男性向けとされるものを愛好しても比較的「いいんじゃない」で済んでいる印象ですが、男の子・男性が女性向けとされるものを愛好すると聞いたら日本ではだいたい白い目で見られるし、酷い場合だと犯罪者予備軍扱いや誹謗中傷などに晒されることも珍しくないみたいです。

具体的な言及はここでは避けますが、そちらの理解が進まない背景には、かつて日本を震撼させた某事件が今も影を落とし続けてることがあるのでは…とも思いました。

もういい加減、その呪いから解放されてもいいじゃないか。

今こそ長年の風潮を変えてやろうぞ。

そもそも男児向けヒーローの方に目を向けても『ドンブラザーズ』にピンクスーツの男性戦士が登場したそうですし『仮面ライダーバイス』もピンクをふんだんに取り入れたカラーリングになっています。

ピンク=女の子の色というイメージを少しでも払拭しようという気概を感じます。

これからそういう試みをたっぷり盛り込んだ作品を見て育った子どもたちの中に「性別と好きな気持ちは関係ない!」という意識がもっと芽生えていきますように。

そしてその子達が大人になって、性別の枠組みに捉われない社会になりますように。

男女平等や性の多様性をもっと社会に広めようという時代に、素晴らしいチャレンジをしてくれたスカイプリキュアに拍手喝采です。

私が比較的年齢層そこまで高くない風の創作をやってることも併さって、勉強も兼ねて見てみようかしら?とちょっと思いました。プリキュア